株式会社メタリアルグループで、国内シェア5年連続No.1※1のAI翻訳サービスを開発・提供する株式会社ロゼッタ(代表取締役:五石 順一)は、本日2026年10月14日、自動車の運転における自動化レベル(Lv0〜Lv5)を定めた自動運転レベルに対応する、翻訳業界における自動化レベルを定めた「自動翻訳レベル(Lv0〜Lv5)」と提唱するとともに、高精度産業翻訳AI「T-4OO(ティーフォーオーオー)」を新サービス「MetaRozetta(メタロゼッタ)」に刷新し、完全自動翻訳Lv4を実現したことをお知らせします。

※1 2021〜2025年度実績。ITR「ITR Market View:AI業務支援・認識市場2026」翻訳市場:ベンダー別売上金額シェア(2025年度実績・2026年度予測)
■ 自動翻訳レベル:翻訳の自動化を6つのレベルで整理
当社は、自動運転の自動化レベルの考え方と翻訳分野の先行研究を踏まえ、翻訳の自動化を、人とAIの役割分担に応じて6つのレベル(Lv0〜Lv5)に整理しました。
世の中の主要なAI翻訳サービスは、AIの出力に対して、人手をかけて内容の確認・判断・修正を行うポストエディットの作業が前提となっており、Lv2とみなせるものが中心です。そこで旧T-4OOでは、AIが訳文のチェックと分析を繰り返し行い、「誤訳可能性」を抽出することで、人がチェックする対象を誤訳リスクがある箇所のみに限定することができる「超高精度モード」を提供し、自動翻訳Lv3を実現しておりました。今回は、そこから更に革新的な変化を遂げ、「人手確認・人手修正」を前提とすることのない、完全自動翻訳Lv4に到達いたしました。
■ 完全自動翻訳の定義と明確な誤訳率0.003%の品質基準
当社では上記の自動化レベルと併せて、完全自動翻訳を「AIが原文入力から完成した翻訳成果物の出力までの翻訳工程を自律的に完結し、その成立のために人による翻訳内容の確認・判断・修正を前提としない状態」と定義しており、センテンス単位で明確かつ重要な誤訳に対する明確な誤訳率が0.01%未満となることを「完全自動翻訳」の1つの品質基準としております。
今回、完全自動翻訳Lv4の実現は、品質検証において、明確な誤訳率は0.003%(3,000ページに1センテンス未満に相当)を達成したことを根拠にしています。
| 従来型翻訳 | 「高精度」モード | 「超高精度(熟考)」モード(2026/4/13) | 「最高精度(完全自動)」モード(今回) | |
| 明確な誤訳率 (センテンス単位) | 19.61% | 1.58% | 0.05% | 0.003% |

※明確な誤訳率は、明確かつ重要な誤訳(以下、明確な誤訳)を含むセンテンスの割合です。明確な誤訳とは、当社の誤訳基準「誰が見ても明確な誤訳」(誤字脱字・数値の間違い、実務上の意図が誤って伝わり読み手が誤った行動を取るおそれのある訳、意味が異なり公的文書や業界で通常使われない用語・表現など)に該当する訳です。人によって意見が分かれる表現の違いは含みません。
※0.003%の評価条件:日本語→英語/取扱説明書・マニュアル/10万センテンス。翻訳工程に人の確認・修正を含めずに出力した訳文を、完成後にAIと複数の専門家が全文検証した社内評価です。
※0.003%は上記評価条件での検証値であり、すべての文書・条件における品質を保証する値ではありません。品質基準は評価条件ごとに定めます。
※Text to Textの精度です。ファイルからのテキスト抽出精度、レイアウト復元精度は含みません。
■ 「T-4OO」から新ブランド「MetaRozetta」へ
「T-4OO」は、2017年の提供開始以来、専門文書や社内用語を再現するカスタマイズ性と生成AIによる訳文の流暢さを融合した高精度産業翻訳AIとして、また機械翻訳業界をリードするパイオニアとして2000分野・6,000社以上に導入され、直近でも5年連続で国内シェアNo.1を獲得してきました。
今回弊社が実現した完全自動翻訳は、「AIが下訳を作り、人が完成させる」という翻訳業務の前提そのものを変えるものです。当社はこの革新的な変化を明確に示すため、「T-4OO」を、名称・ロゴ・デザインまで刷新した新サービス「MetaRozetta」に生まれ変わらせました。
ブランドのコンセプトは「Rosetta StoneをAI時代に再発明する」です。異なる文字で同じ内容が刻まれ、失われた言語を解読する鍵となったロゼッタ・ストーンの原理を受け継ぎ、言語の向こう側にある意味までを理解する知性(Language Intelligence)を目指しました。シンボルマーク「Meta Stone」は、ロゼッタ・ストーンをAIの知性を内包した石として再構成したものです。
MetaRozettaのモード構成は、下記のとおりです。完全自動翻訳Lv4が成立するのは、日本語⇔英語の「最高精度(完全自動)」モードです。「T-4OO」をご利用中のお客様は、本日よりMetaRozettaとしてご利用いただけます。
| 言語 | 速度を重視するモード | 精度を重視するモード |
| 日本語⇔英語 | 「高精度(速度重視)」モード | 「最高精度(完全自動)」モード【Lv4】 |
| その他の言語 | 「高精度」モード | 「超高精度(熟考)」モード【Lv3】 |

■ 株式会社メタリアルCMO(最高マーケティング責任者) 秋山史門(あきやましもん)コメント
「生成AIの進化と共に、AI翻訳の精度は年々高まっています。しかし、ただ精度を上げ続けるだけでは、人とAIの役割に質的な変化は起きません。仮に明確な誤訳率がさらに一桁、二桁と下がっても、『AIの訳文は人が確認し、修正して仕上げるもの』という考え方が変わらなければ、翻訳業務はLv2のまま続いてしまいます。その考え方自体を変え、極めて高い翻訳品質とともに人の業務にもパラダイムシフトを起こすために設計したのが、「自動翻訳レベル」です。精度だけではなく、人とAIのどちらが何を担うのかという役割分担で翻訳の自動化をLv0〜Lv5で定義し、すでに社会に浸透している自動運転のレベルと対応させることで、誰もが直感的に理解できる設計を心がけました。
ブランドの刷新も同じ考えによるものです。ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授が提唱した破壊的イノベーションの議論では、新しい価値を既存の枠組みの中で育てると、古い前提に引き戻されると指摘されています。『新しい酒は新しい革袋に』という格言のとおり、完全自動翻訳という大きな変化を効果的に伝えるため、T-4OOを名称からデザインまで一新し、「MetaRozetta」への刷新に踏み切りました。」
■ 株式会社ロゼッタ MTカンパニー COO 新河戸 健人 (しんかど けんと)コメント
「人が訳文を一文ずつ読み直さなくても、翻訳が完成する。それは、翻訳に携わる多くの人が長く追い求めてきた到達点であり、私たちにとっても悲願でした。その完全自動翻訳を、定義した条件のもとで実現できたことを、開発に携わったメンバーとともに心から誇りに思います。T-4OOを支えてくださった6,000社以上のお客様をはじめ、マニュアルや技術文書の翻訳を日々抱える企業の現場に、『読み直して仕上げる』工程を前提としない翻訳を、本日からMetaRozettaとしてお届けできることを、大変うれしく思います。確認に追われる時間がなくなれば、海外に情報が届くスピードも、企業が世界に向けて発信できる情報の量も変わります。完全自動翻訳で、世の中の仕事の進め方を変えていけると確信しています。一方で、今回はまだ始まりにすぎません。言語や文書の種類、ファイルをそのまま翻訳するFile to Fileへと、完全自動翻訳が成立する条件を一つずつ広げ、その品質を検証結果とともに公開しながら、MetaRozettaを進化させ続けてまいります。」
【MetaRozetta(メタロゼッタ)について】
「MetaRozetta(旧T-4OO)」は、専門文書や社内用語を再現するカスタマイズ性と、生成AIによる訳文の流暢さを融合し、さらには「完全自動翻訳」を実現した高精度産業翻訳AIです。旧T-4OOでは従来の産業翻訳・専門翻訳と異なり、ユーザー自身が高額の専用エンジンを構築することなく、社内の翻訳資産を活用して訳文の表現やスタイルを正確に反映する「高精度」モード、そして、エージェンティックAIを搭載することにより、飛躍的に翻訳精度が向上した「超高精度(熟考)」モードを提供していました。「完全自動翻訳Lv4」を実現した「最高精度(完全自動)」モードの完成を機に、ブランドをリニューアルし「MetaRozetta」として生まれ変わりました。
完全自動翻訳AI「MetaRozetta(旧T-4OO)」:https://www.rozetta.jp/metarozetta/
無料トライアルのお問い合わせはこちら:https://www.rozetta.jp/form/form_trial.html
販売代理に関するお問い合わせ:https://www.rozetta.jp/form/form_partner.html
■ メタリアル・グループについて
「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、翻訳市場において国内市場シェアNo.1に位置している。(出典:ITR「ITR Market View:AI業務支援・認識市場2026」翻訳市場:ベンダー別売上金額シェア(2025年度実績・2026年度予測))
法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など、2,000分野に対応。顧客ごとの課題解決・未来創造を目的としたカスタマイズAI開発サービスを提供している。
AI開発実績:翻訳AI、四季報AI、広報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等
| 社名 | 株式会社メタリアル |
| URL | https://www.metareal.jp/ |
| 所在地 | 東京都千代田区神田神保町3-7-1 ニュー九段ビル |
| 代表者 | 代表取締役 五石 順一 |
| 設立 | 2004年2月 |
| 事業内容 | 業種特化の専門文書AIの企画・開発・運営 |
| お問合せ先 | pr@metareal.jp |
■ 株式会社ロゼッタについて
国内最大のAI翻訳リーディングカンパニーとして培った6,000社以上の顧客基盤と技術力を基に、製薬・製造・法務・特許・金融等の各業界に特化した専門文書作成に貢献するAIサービスを提供している。
主力サービス:専門用語に強い完全自動翻訳AI「MetaRozetta (旧T-4OO)」
(特徴)
1. 生成AI×専門翻訳を実現。常に進化する翻訳プラットフォーム
2. 超高精度の自動翻訳
3. 専門2,000分野・100言語をカバー
4. オンプレミス、国内サーバーの最高水準セキュリティ方式も選択可能
5. スキャン画像PDFも丸ごと翻訳
6. 個社の社内用語を自動で翻訳結果に反映
その他に、製薬業向け生成AIソリューション「ラクヤクAI」、議事録&翻訳AIツール「オンヤク」などのサービスを提供。
| 社名 | 株式会社ロゼッタ |
| URL | https://www.rozetta.jp/ |
| 代表者 | 代表取締役 五石 順一 |
| 事業内容 | AI翻訳および専門文書AIの開発・運営 |